2009年10月12日月曜日

あおい先生について

我が家にサビ猫の青(あおい)がやってきたのは8年前。
里親掲示板を観たのがきっかけでした。
小さくて華奢な体のこの子はちゃんと育つかしら?
一時預かりさん達から受け取って保証人の方と一緒に所定の書類を書き(受け渡しに当たって、ちゃんと誓約書を書いて写真も撮影しました)、皆さんをお見送りした後にふと見ると、すでに我が家の猫トイレできちんとトイレを済ませるリラックスぶりにその心配は吹っ飛びました

1歳にもならないうちにぽっこりおなか(サビ猫はよくおなかに脂肪がたまるようです)になり病気ではとひやひやしたこともありましたが、大きな病気もなく(ペットフードの成分の中でアレルギーがあるようですが、今は獣医師さんに進められたフードを食べています)蝶よ花よの箱入りお嬢様生活に。
飼い主自身はぐうたらのマイペースで、飼い主の家族は超がつくほどの過保護なのであまり怒られることもなく平和に暮らしています。
��たまに、飼い主一家が法事のため数日家を空ける際に一時預かりさんのおうちへ里帰りで何泊かしたことが数回ありますが、育ての母状態だった先輩猫さんに対してですらキシャーと威嚇したようです)

年々体もふくふくとして貫禄が出てきて、おなかのぽっこり具合もあいまって、横になる姿が中年のおじさんぽくなり、あだ名が「社長」や「先生」になり、いまの「先生」という呼び名につながります

普段はポーっとしていて虫を見ても近くに着たらチョイチョイと片手で触るだけ。
自分のテリトリーの中に人間以外が入ると強気にでるけれど玄関を一歩でたらヘタレになってしまいます

年間を通して好きな場所は洋服ダンスの中とタンスの上のスペースとお風呂場とトイレ周辺とベランダ。(トイレやお風呂の扉を自分で開けて入ります)
好きなものはリストバンド(飼い主がライブで買ってきた側からぐしゃぐしゃにします)
苦手なものは冷房、雀より大きいサイズの鳥、祭りの太鼓の音、爪きり、たまに飼い主が布をマントみたいにかぶせて写真を撮ること
4月に8歳になって以来、それまであまり甘えることがなかった飼い主に急に甘えるようになりました
寝る時は枕元に丸くなって一緒に寝ています
もともと犬派だった飼い主の父をあっという間に猫好きに変えてしまうほどのあおい先生のお嬢様生活に、ある日変化が訪れたのでした。

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